関東一が猛打爆発でコールド勝ち
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「高校野球・東東京大会準々決勝、関東一12-0明大中野」(23日、神宮)
関東一が、今秋のドラフト候補でナイジェリア人の父を持つオコエ瑠偉外野手(3年)の3安打1打点2盗塁と走攻守にわたる活躍で、5回12得点のコールド勝ちで4強入りを果たした。
1回表、先頭打者のオコエは外角の球を右方向へはじき返すと、快足を飛ばし三塁まで到達。「1番なので1打席目に集中した。三塁打になってよかった」。3番伊藤(3年)のヒットで先制のホームを踏み、この回一挙に7点を奪う猛攻の足がかりをつくった。
米沢監督は、「相手投手がいいのはわかっていたので、終盤の勝負になるかと思っていたが、よく捉えてくれた」と打線をねぎらった。
準決勝の相手は、昨夏も準決勝で対戦し敗れている帝京。オコエは、「テレビ中継で試合を見て、しっかり情報収集したい」とリベンジに燃えた。