ダイヤモンドバックス幹部が視察
「広島-DeNA」(14日、マツダ)
米大リーグ・ダイヤモンドバックスの球団幹部が視察に訪れた。
来日が1日遅れたデリック・ホール取締役球団社長兼CEOは不在だったが、トニー・ラルーサ編成最高責任者、ランディ・ジョンソン球団社長付補佐、ルイス・ゴンザレス球団社長付補佐らが訪れた。訪日は20日までで、東日本大震災の復興支援として17日には宮城県石巻市で大リーグのイベントにも参加する。
監督としてアスレチックスとカージナルスで計3度のワールドシリーズ制覇を達成したラルーサ氏は「日本に来るのは初めてです。田口(元カージナルス)ら日本人選手と接してきて、彼らの素晴らしさは知っている。生で観戦するのを楽しみにしています」と話した。
14日の広島-DeNA(マツダ)、15日はデーゲームのソフトバンク-西武(ヤフオクドーム)とナイターの広島-DeNA(マツダ)を観戦する予定になっている。
今年米野球殿堂入りした、303勝左腕のジョンソン氏はまず「今日はカープのために投球することを楽しみにしている」とジョークを飛ばしつつ、「日本は大好きで、何回も来ています。今回も楽しみです」と述べた。
通算354本塁打を放ち、背番号「20」が永久欠番のゴンザレス氏は「日本の野球を観戦するのは初めてなので、楽しみにしています」と話した。
ジョンソン氏らは球場到着後、黒田博樹投手のもとを訪れて、握手を交わしていた。