巨人が6時間21分の超ロングゲーム制す

 「広島3-4巨人」(21日、マツダ)

 2位・巨人が雨による2度の中断を経た延長戦に競り勝ち、連勝を4に伸ばした。広島は4連敗となった。午後6時に始まった試合は0時21分に終了。降雨による2回の中断合計1時間26分を含む、6時間21分の超ロングゲームとなった。

 巨人は3-3の延長十一回、3四球で2死満塁とし、8番・小林の中前適時打で勝ち越した。

 巨人が1点を追う八回、2死二塁から阿部の中越え適時二塁打で3-3の同点に追いついたところで雨が強まったため、午後9時7分から中断。ちょうど30分後に再開したが、その回の裏、1死走者なしから広島の5番・小窪の打席で2ボールから雨が強くなり、同9時48分から再び56分間の中断。10時44分から再開された。広島は1死満塁の好機をつかんだが、後続が凡退。試合は同点のまま延長に突入した。

 長い長い戦いにケリをつける決勝打を放った小林は「とにかく、こんな時間までファンの方が残ってくれて、本当に力くれたんで感謝したいです。何とか決めたいっていう気持ちがあったんで、今まで足引っ張ってばかりでしたけど、ここは思いきっていこうと思った。強気にバットを振っていこうと思いました。(この1勝は)本当にチーム全員の気持ちだと思いますし、ファンの皆さまのおかげだと思います」と、深夜まで残ったファンに感謝しながら大きな1勝の重みに浸っていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス