ヤク・山田が日本タイ4打数連続本塁打
「ヤクルト13-2中日」(22日、神宮)
ヤクルトの3番・山田哲人(23)が4打数連続本塁打の日本タイ記録を樹立した。
すべて左翼スタンドに飛び込むアーチで、一回にソロ、三回の四球をはさんで五回に2ラン、六回に3ランと自身初の1試合3本塁打を放ち、前日21日の中日戦最終打席の中越え本塁打から4打数連続とした。本塁打リーグトップの山田の本塁打は31本となった。
4打数連続本塁打は1956年の青田昇(大洋)、64年の王貞治(巨人)、13年のバレンティン(ヤクルト)らに続く19人目。
4打数4安打7打点と大活躍した山田は、試合後はお立ち台に上がったが「3本ともギリギリだったんで、神宮球場で良かったです」などと、謙虚に振り返った。
山田の一問一答は次のとおり。
-1試合3本のホームランはどんな気持ちか。
「いやホント、びっくりしてます。打てると思ってなかったのでうれしいですね」
-3本ともすごい本塁打だった。
「いや3本ともギリギリだったんで、神宮球場で良かったです」
-しかも、昨日の最終打席から4打数連続本塁打。
「ありがとうございます」
-今日3本打って、もう1本!という感じもあったがヒットだった。
「そこは欲を出さずに、しっかりコンパクトにいきました」
-今日一気に3本打って30号を超えた。
「30本っていうのは自分も目標にしていた数字だったので、それを超えれて良かったです」
-今日はタイムリーヒットも出たが、この8月の好調を振り返って。
「しっかり結果も出てるので、あとはもう勝利に貢献できる大事な場面でしっかり打っていきたいと思っています」
-3割、30本、30盗塁が見えてきたんじゃ。
「そうですね、走れるときはしっかり盗塁もしていきたいと思っています」
-今後の戦いに向けて。
「明日も何とか勝てるように、最後まで集中して諦めずに戦っていきたいと思います」