韓国が開幕3連勝 キューバ撃破
「U-18W杯・1次ラウンドB組、韓国4-3キューバ」(30日・舞洲)
韓国が延長十回タイブレークを制し、開幕3連勝とした。
三回に3点を先制。しかし、八回に先発の右腕・金彪勝投手が同点に追いつかれ、延長に突入した。
十回は無死満塁とされたが、2番手の李渶河投手が力のある直球でキューバの主軸を封じて得点を許さず。捕手が三塁走者のラフプレーで交代するアクシデントもあったが、ピンチを切り抜けた。
すると、裏の攻撃で1死満塁から、2番・安尚鉉内野手が中前に決勝のサヨナラ打を放ち、激闘に終止符を打った。
難敵・キューバを撃破しての3連勝にも、李鍾道監督は「簡単じゃないと思っていた。後半のどこかに山場があると思っていた。(ラフプレーは)国際試合だから、こんなこともある」と冷静。韓国プロ野球のSK入団が決まっている安の殊勲打に「国内の試合でもチャンスに強い打撃をしていた。素質のある選手がそろっている」と、満足げだった。