韓国の二刀流、見事な火消しU-18W杯
「U-18W杯・1次ラウンドB組、韓国4-3台湾」(31日、舞洲)
韓国が競り勝ち開幕4連勝、B組1位でのスーパーラウンド進出を決めた。
「3番・遊撃」で先発出場していた朴俊泳内野手が、見事な火消しを見せた。八回にエースの李渶河投手が2失点し、最大4点のリードを1点差まで詰め寄られた九回にマウンドへ。緊迫した場面での登板となったが「楽しみました」との言葉通り、最速149キロを誇る速球を軸に、3者凡退に仕留めて試合を締めた。
韓国プロ野球のNCダイノスに入団が決定済みで「投手か野手かは、プロに入ってから決めます」という“二刀流”右腕。大谷(日本ハム)を知っているかとの問いに「知っています。天才ですね」と笑顔で答えると「自分が自信があるのはピッチングです」と話していた。