De高橋尚成「この2年は苦しかった」
DeNAの高橋尚成投手(40)が14日、公式ブログを更新し、現役引退を報告した。
高橋は「昨年のシーズンが終わってから今年がダメなら辞めようという決意で今シーズンに臨みました。しかし思うような結果が出ずにこの様な決断をしました」と、1年前から想定していたゴールについて説明した。
そして「長い間ファンの皆さんには、ご声援をして頂きありがとうございました。何度も心が折れそうになった時、皆さんの声援で這い上がれる事ができました」と、励まし続けてくれたファンに感謝した。
とりわけ、結果を出せなかったこの2年について、「ベイスターズでの2年は本当に苦しかった…」と苦悩を明かした。
残した時間はあとわずか。「残り少ない現役を大切に今まで通り1つ1つ丁寧にやって行きたいと思います」と、しっかりカウントダウンしていくつもりだ。
高橋はメッツ、エンゼルス、パイレーツなどを経て昨季5年ぶりに日本球界復帰。先発として昨季は0勝6敗。今季も0勝1敗。後半戦から中継ぎに回ったが、結果を残せなかった。日本通算79勝73敗15セーブ、メジャー通算14勝12敗10セーブだった。
球団は今季最終戦となる10月2日の巨人戦(横浜)でセレモニーなどを行う予定。