「東京六大学野球・明大４－１立大」（２０日・神宮）

　明大が快勝し、１勝１敗のタイとした。

　通算最多１２７安打のリーグ記録更新の期待がかかる今秋ドラフト１位候補・高山俊外野手（４年・日大三）は３安打を放ち、通算１２２安打とした。

　通算１１９安打の慶大・高橋由伸（現巨人）、同１２１安打の法大・大引啓次（現ヤクルト）を抜いて歴代単独４位に浮上した高山は「素晴らしい選手と比べられるところに来て光栄だが、ここで満足したら成長はない」と喜びは控えめ。「もっと頑張っていきたい」と、精進を誓った。

　試合は、四回に４番・菅野剛士外野手（４年）が右越え２ランを放ち先制。六回には連続適時打で２点を加えた。投げては、今秋ドラフト１位候補左腕の上原健太投手（４年・広陵）が、７回３安打１失点の好投。リーグ戦通算１３勝目を挙げた。