巨人が痛恨完封負け 中日は3連勝
「中日5-0巨人」(20日、ナゴヤドーム)
首位ヤクルトを2ゲーム差で追う3位・巨人が、最下位の中日に敗れ、2連敗となった。中日は3連勝。
巨人打線は、中日の先発・若松の前にわずか2安打と抑え込まれた。先発・高木勇は5回を4安打5点(自責4)。初回の5失点が最後まで重くのしかかった。
中日は初回、1死二塁から3番・ルナの左翼線適時二塁打で先制。なおも1死満塁から6番・エルナンデスが右越え2点二塁打。高木勇の暴投で4点目を挙げると、藤井の左越え適時二塁打で加点した。先発・若松は7回1/3を3安打無失点の好投で9勝目(3敗)。
八回1死一塁で引退する朝倉にマウンドを譲るまで、巨人打線をほぼ完璧に抑えた若松は、ヒーローインタビューのお立ち台で「(8月30日の)東京ドームで野手の方に5点を取ってもらいながら、追い付かれて負け投手となったので、きょうは1人1人大事にいきました。持ち味が出せたと思います。自分のリズムでテンポ良く投げられました。目標の2桁勝利はできればしたい。朝倉さんにもつなげられて良かったです」と喜びを表した。