智弁和歌山 4強一番乗り

花咲徳栄に完封勝利の智弁和歌山・ 斎藤=紀三井寺球場(撮影・堀内翔)
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 「第70回国民体育大会・2回戦、智弁和歌山6-0花咲徳栄」(28日・紀三井寺球場)

 開催県の智弁和歌山が花咲徳栄を完封で下し、4強一番乗りを決めた。

 高嶋監督は「練習できてないから心配だった。何とか5回まで投げてくれればと思っていた」と語るエース・斎藤が抜群の投球を披露。立ち上がりからボールを丁寧に低めに集め、相手打線を寄せ付けなかった。わずか2安打、三塁を踏ませない快投に指揮官は「向こうの早打ちに助けられた」と目を細める。

 「選手たちには勝敗関係なく伸び伸びやれと言った。そしたら春野なんかは喜んで飛び跳ねよった。これが最後の高校野球ですからね」と高嶋監督。打線も五回にスクイズで先取点を奪うと、以降は勝負強い打撃で着実に加点した。

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