【一問一答】谷亮子、夫に「ありがとう」
「オリックス5‐0ソフトバンク」(3日、京セラドーム大阪)
オリックス・谷佳知外野手の引退試合が行われた。参院議員の亮子夫人も2人の子供と応援に駆けつけた。
引退セレモニーでは花束を渡す2人の息子の姿を、グラウンドの片隅から静かに見つめた。
セレモニー終了後、報道陣に笑顔で対応した。亮子夫人の一問一答は次の通り。
‐夫・谷選手の引退について。
「本当に長年、多くのファンの方に応援していただいたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。結婚してからのことを振り返って思い出していましたけど、タイトルもありましたし、ここまで長い間活躍してくれて感謝の気持ちでいっぱいです。自分と照らし合わせて、わたしは早く引退したので、1年でも長く現役でやってほしいという思いに応えて全力で頑張ってくれたと思います」
‐最も印象に残っているシーンは。
「52本の二塁打記録ですね。私もとてもよく覚えています。二塁打というのは技術、バットコントロールだけでなく、いろんな要素が重ならないと打てないですから」
‐最後の打席で安打を打った。
「ファンのみなさんの思いが打たせてくれたと思います。非常に最後のあの姿を見られて良かったです」
‐何か言葉を贈るとすれば。
「ひと言では伝えきれない。引退を告げられたときに何と返していいものかと、最初思いました。谷のこれまでの活躍してくれた姿を思い出しながら、いくつもの感動をありがとうと伝えたいですね」
ひと通り質問に答えた後には「ありがとうございました」と深々と頭を下げていた。