つば九郎、広島最終戦「かんどうした」

 ヤクルトのマスコット・つば九郎が8日未明、公式ブログを更新し、CS進出が成らなかった広島の選手たちとの交流を明かして、そのラストファイトに感動したことを記した。

 つば九郎は先月29日、広島が今季最後の神宮球場での試合前に、多くのカープの選手がつば九郎を囲んで談笑する中、つば九郎が思わず「いつも、あそんでくれてありがとね、またらいねんねぇ~」と言ってしまったことを明かした。

 カープの選手たちはこれに反応、「今年はこれで終わりだと思ってるの?CSでまた、絶対にここに戻ってくるからね」と口々に言いつのったという。

 「あのときの、みんなのめが、いつもとちがった」と振り返るつば九郎。広島がCS進出をかけて戦った7日の中日戦を「いのるようなきもちで」見守ったが、その祈りは届かなかった。

 しかし中4日で先発し、7回無失点で抑えたエース・前田からバトンを受け8回に登板した2番手・大瀬良が3失点。中日に敗れ、CS進出を逃すと、大瀬良はベンチで号泣し、ぼう然。前田は大瀬良の肩を叩き、ねぎらった。つば九郎は「おおせらくんのなみだに、かたをたたく、まえけんがかっこよかった。じゅんいがきまっても、ぜんりょくでたたかう、どらごんずに、かんどうした」とつづり、多くのブログ閲覧者から共感するコメントが投稿された。

 つば九郎は1994年から登場、ヤクルトファンの人気を集め、今年6月27日には主催試合1500試合連続出場も達成した。ブログも2011年11月から開始し、すべてひらがなの書き込みが人気を集めている。

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