賭博疑惑で韓国シリーズ出場停止

 韓国プロ野球のサムスン・ライオンズは20日、大邱市内で球団社長が会見し、一部選手に浮上している「海外遠征賭博説」について謝罪。疑惑を受けている選手を26日から始まる韓国シリーズに出場させないことを明らかにしたと韓国日刊スポーツ電子版などが報じた。

 金社長は「最近、所属選手のギャンブル疑惑と関連し、物議を醸した点について、プロ野球を愛するファンと国民に心から謝罪する。疑惑を受けている選手たちに韓国シリーズに出場させないことを決定した。球団として選手の管理を徹底していなかった点を深く反省している。ギャンブルと関連し、今後の捜査当局の要請があった時には積極的に協力する」と述べた。

 「海外遠征賭博説」とは、15日に現地テレビ局が報じたもの。5年連続の統合優勝を狙うサムスンの主力投手数人がシーズンオフにマカオにあるカジノで数億ウォン(1億ウォン=約1000万円)の賭博をおこない、現地で賭博場を運営する組織暴力団にギャンブル資金を借りた後、後でお金を返す方法としてギャンブルに手を出したという。

 外為法違反などの疑いで検察が捜査に乗り出していると報じられた。

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