ソフトバンク内川が骨折 日本S絶望
ソフトバンク・内川聖一外野手(33)が左ろっ骨の骨折で日本シリーズの出場が絶望的となったことが24日、わかった。同日、球団が発表した。
内川はロッテとのCSファイナルS第1戦の守備時にファウルフライを追った際、フェンスにぶつかり患部を痛めていたという。 その後は痛みを押して出場を続けたが、CS終了後に福岡市内の病院で検査を受け「左第7、第8ろっ骨の骨折で全治2-3週間」と診断されていた。
前日も全体練習に参加していたが、昨夜に患部の痛みが増したため、この日は一度球場入りをした後に病院で再検査を受けていた。
新井チーフトレーナーは「痛みが増してバットを振れる状態ではない。本人や首脳陣とも話をして、このままプレーするのは難しいという判断となった」と説明。シリーズ中の復帰は絶望的な状況だ。
今季の内川は、レギュラーシーズン136試合に出場して打率・284、11本塁打、82打点。強力打線の中心としてチームのリーグ2連覇と2年連続の日本シリーズ進出に貢献した。
内川は、11月8日開幕のプレミア12に出場する日本代表最終ロースターにも選出されているが、こちらへの出場も厳しい状況。侍ジャパンの小久保監督は、内川を野手陣のリーダーとして指名していたが、路線変更を余儀なくされそうだ。