天理大の石原、巨人ドラ1に投げ勝つ

1回、先制点を奪われ浮かない表情をみせる立命大・桜井俊貴=南港中央球場(撮影・保田叔久)
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 「関西地区大学野球選手権・第1代表決定戦 天理大2-0立命大」(2日・南港中央)

 天理大(阪神大学野球連盟)が立命大(関西学生野球連盟)を完封で下し、初の明治神宮大会出場を決めた。

 巨人がドラフト1位指名した立命大・桜井俊貴投手(4年・北須磨)に投げ勝ったのは、石原敬投手(1年・玉野光南)だった。高校時代まで全国の舞台に縁が無く、注目を集める存在ではなかった右腕が「思い切って腕をふることだけ考えました」とスコアボードに9つのゼロを並べた。

 直球の最速は130キロ台後半ながら、スピードを殺したチェンジアップを丁寧に低めに集めた。許した安打はわずかに3本。時には相手の懐を思い切って突く制球力も光り「今まで6回以上、投げたことが無かったんですが」という右腕が最後までマウンドを守り抜いた。

 13日から行われる明治神宮大会は野球人生で初となる全国の舞台。「きょうの調子を崩さずに、丁寧に投げたい」と、Gのドラ1に投げ勝った右腕は充実の表情を浮かべていた。

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