東海大、5年ぶりに明治神宮大会へ
「関東地区大学野球選手権・準決勝、東海大2-1桐蔭横浜大」(5日・横浜)
東海大が逆転勝ちで決勝進出を果たし、5年ぶりの明治神宮大会出場を決めた。
巨人からドラフト7位指名された中川皓太投手(4年・山陽)が、7安打1失点で完投勝利を挙げた。
序盤は制球に苦しむ場面も見られたが、徐々に修正。二回に1失点した以外は、140キロ前後のキレのある直球に大きなカーブなどの変化球を交えて好投した。九回1死三塁のピンチも後続を内野ゴロに仕留め、1点差を守り抜いた。
勝利の瞬間、派手なガッツポーズで喜びを爆発させた中川は「うれしすぎて勝手に出ちゃいました」と照れ笑い。ドラフトを終え「ホッとしたので、あとは大学野球生活をできるだけ長くやるということに専念できている」と、心境の変化を明かした。
全国大会での登板経験はまだなく、明治神宮大会が最後のチャンス。「悔いの残らないように思い切って頑張りたい」と、意気込みを口にした。