慶大・谷田がJX-ENEOS入り
東京六大学リーグで現役最多15本塁打を誇る慶大・谷田成吾外野手(4年・慶応)が12日、横浜市内の同大合宿所で、卒業後は社会人野球のJX-ENEOSに進むことを表明した。
今秋ドラフトでは、まさかの指名漏れ。その後、社会人の約15チームからオファーを受け、10日にJX-ENEOS入りを決めた。
「一番はどこでやったらプロで活躍できる選手になれるか。どこも素晴らしい環境だったので、ここで野球がやりたいと思うところで、と思った」と決断の理由を説明。地元の横浜を本拠地としており「高校時代から都市対抗でも見て知っていて、OBも多くあこがれていた」ことも後押しとなった。
最短で2年後のプロ入りが目標。慶大では左打ちの長距離砲として“由伸2世”の異名を取った谷田は「長打力は自信がある。もっと打率を上げたい。トーナメントが多くなるので、一発で結果を出せるようにしたい」と、抱負を口にした。