マエケンが準々決勝プエルトリコ戦先発へ気合
侍JAPANのエースで、広島の前田健太投手が16日の準々決勝・プエルトリコ戦(桃園)に先発する。15日、1次ラウンドの順位が確定。B組1位の日本は、台湾に勝ってA組4位を決めたプエルトリコと対戦する。この日、日本がベネズエラ戦に勝利して、1次ラウンド全勝突破を決めた試合後、前田は「チームの勢いに乗っていけたら」と気を引き締めた。
「前回とは、メンバーも半分くらい変わっているので。これから映像を見て、スコアラーさんがまとめてくれるデータを、しっかりと頭に入れたい」
11日のメキシコ戦(天母)では、5回を5安打2失点。台湾のマウンド、球場の風などにも苦心したが、粘ってチームを勝利に導いた。対するはプエルトリコ。13年の第3回WBC準決勝で敗れた相手だ。先発した前田は5回1失点ながら、敗戦投手となっている。
「今持っている100%の力を出し切れるように。先発はすごく大事なポジション。しっかり勝利に導けるように、自分の投球をしたい」と前田。再び日本で開催される準決勝、決勝に向け、負けが許されぬ大一番。エースで突破を決める。