藤浪、中日・平田がつらいエピ明かす
大阪桐蔭高出身の中日・平田良介外野手(27)、阪神・藤浪晋太郎投手(21)が9日に放送されたTBS系の「ジョブチューンSP」に出演し、高校時代のつらいエピソードを明かした。
平田は「山のふもとに学校があるんですよ。グラウンドが山の上にあるんですけど、1年生は走ってグラウンドにいかないといけない。(同時に出発した、2、3年生が乗った)バスより先に着いてバッグを出さないといけない」と、グラウンドに移動する時の“ルール”を披露。グラウンドまでの最短ルートは「獣道」と呼ばれる、険しい山道だったという。
藤浪は「2年半、刑務所に入っているみたいな…」と、高校生活を表現。「寮とグラウンドと学校の3つしか行かない。テレビは食堂にしかなく、携帯持つのが禁止だったので、世の中何が起こっているか分からない」と振り返った。
その中での楽しみを問われると「月に1回ぐらい、寮長さんがコンビニの方にバスで連れていってくれる。学年によって使える金額が決まっていて、1年生が500円」と明かした。
プロ入り後、平田は高校の後輩にあたる藤浪から死球を受け、激怒したことがある。その時の心情を「藤浪に怒ったというよりも、藤浪はちょっとコントロールが悪い方なんで、右バッターは1試合に誰か当たるというのを計算に入れている。それがまさか僕と思っていなかったんで、その運のなさに怒っていた」と明かした。