工藤監督、斎藤雅樹氏ら野球殿堂入り
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野球殿堂博物館の表彰委員会は18日、今年の野球殿堂入りを発表した。競技者表彰のプレーヤー表彰に巨人で2年連続20勝、11連続完投勝利を記録し、沢村賞を3回獲得した斎藤雅樹氏(現巨人2軍監督)、さらに西武、巨人など実働29年で224勝を挙げた工藤公康氏(現ソフトバンク監督)を選出した。
工藤氏は候補となって1年目での殿堂入りで、スタルヒン、王貞治、野茂英雄に次ぎ4人目となった。
引退後21年以上を経過した選手(現役の監督、コーチを除く)らが対象のエキスパート表彰では、毎日(現ロッテ)の中心選手として活躍し、2000本安打達成の最年少記録を持つ榎本喜八氏(故人)が選ばれた。
特別表彰では、法大投手として通算48勝の東京六大学リーグ最多勝利記録を持ち、法大やバルセロナ五輪で監督を務めた山中正竹氏、戦後の日米の野球親交に尽力した元衆議院議員の松本瀧蔵氏(故人)を選出した。