進学校・長田がプロ注目右腕で初甲子園

 第88回選抜高校野球大会(3月20日から12日間・甲子園)の出場32校が29日、決まった。甲子園の地元でもある兵庫県内有数の進学校の長田(兵庫)が創立95年目にして、春夏通じて初の甲子園出場を果たした。

 午後3時。神戸市長田区にある学校に、21世紀枠での出場を知らせる電話が入った。生徒は午後3時5分からの7時限目の授業があり、選手らへの直接の伝達は後回しとなったが、校内放送が流れ、「センバツ出場」が全校生徒に知らされた。

 プロ注目右腕のエース・園田涼輔投手(2年)がチームの中心だ。昨秋の県大会では準々決勝で強豪の神港学園に2-3と敗れはしたが、園田は4試合で35回を投げ、わずか3失点。MAX140キロの投球は、近畿ナンバーワン右腕との呼び声もある。守りを中心としたチームワークで、甲子園での歴史的1勝を目指す。

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