早大の新入生が練習に合流
東京六大学リーグ、早大に今春入学する4選手が30日、西東京市の同大グラウンドで初めて練習に参加した。
昨夏甲子園4強の早実で4番・主将を務めた加藤雅樹捕手、昨春センバツに出場した木更津総合・桧村篤史内野手、日大三・小藤翼捕手、川越東・福岡高輝内野手が、ノックやフリー打撃、ランニングなど約5時間のメニューをこなした。
加藤はポール間走で太ももをつり、「メリハリがある大学の厳しい練習を感じられた」と高校との差を実感。それでも「自分の売りは肩と打撃。まずは試合に出ることだけ考えたい」と、前向きに抱負を語った。
桧村も「トレーニングがきつくて、ついていけなかった」と体力不足を認めつつ「自信があるのは守備。早く神宮でプレーしたい」と意欲満々。木更津総合は、胸をそらすほど大声で校歌を歌う“全力校歌”で知られており、「(早大OBの木更津総合)五島監督からは『声を出してやれ』と言われた。高校に入ってからは、自分も出せるようになっているので」と、声でのアピールも誓っていた。