清原容疑者 薄着なのに顔に大量の汗
覚せい剤を所持していたとして元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が2日、現行犯逮捕された。逮捕から約3時間後の3日午前1時45分ごろ、都内の病院で健康状態のチェックを終え、警視庁本部に向かう際の清原容疑者は、薄着にもかかわらず、額や鼻の下など、顔中に大量の汗をかいていた。
日本テレビのカメラがとらえていた逮捕直後の映像。日焼けした肌に白い歯、細く整えた眉は、テレビでもおなじみの「番長」のイメージ。捜査関係者に自宅に踏み込まれ、着の身着のままだったようで、薄手のグレーの長袖Tシャツ姿だったが、それでも、額や鼻の下、小鼻の周りなど、顔全体に汗を光らせていた。
しきりに両脇に座った捜査関係者に話しかけていた姿も印象的だった。
警視庁によると、清原容疑者は2日午後8時ごろ、東京都港区東麻布の自宅マンションで家宅捜索を受け、午後11時ごろ、約0.1グラムの覚せい剤を所持した疑いで現行犯逮捕された。容疑を認めている。
自宅は東京タワーのすぐ近くの家具つきのマンスリーマンション。2日午後11時半ごろ、マンション裏口から捜査関係者に囲まれ連行される際には、待ち受けた報道陣に一瞬、驚いたような表情を見せたものの、車に乗り込むとキッと威嚇するような表情で前を向いた。
逮捕時には、持病の糖尿病を訴えたため、健康上の問題がないかなどを調べるために都内の警察病院で診察を受け、その後、警視庁に身柄を送られた。
3日午前2時15分ごろ、多くの報道陣が待ち構えた警視庁本部に到着した清原容疑者は、一転、車両の中で顔を伏せ、カメラを避けていた。