DeNA久保康、初実戦で3回無失点
「練習試合、DeNA8-3サムスン」(23日、宜野湾)
DeNAの久保康友投手(35)が、韓国・サムスンとの練習試合で実戦初登板。3回を1安打無失点に抑えたが、好結果にも複雑な表情だった。
「実戦でバッターが立つと、練習通りできない。練習通りできることで練習の意味が出てくる。公式戦ではOKでも練習試合ではダメ」と話した。
キャンプ中は「ゆったりとしたフォームから最後まで粘り強くボールを持つ」というテーマでやってきた。この日は「足をついてから、全然粘れなかった。思い通りにいった球はなかった」と不満が口をついた。
そんな“投げる哲学者”の投球をラミレス監督は絶賛。試合後の会見では開口一番「クボサン、グッド ピッチングネ」と目尻を下げていた。