清原容疑者、物々しく東京地検へ送検
覚せい剤を所持していたとして現行犯逮捕され、23日に覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで再逮捕された元プロ野球選手・清原和博容疑者(48)が25日朝、勾留されている東京・千代田区の警視庁本部から、東京地検へと送検された。
報道陣60人、テレビ各局のカメラ12台が待ち構え、警察関係者10人が警備にあたる、物々しい雰囲気の中、午前8時26分、清原容疑者を乗せたとみられるシルバーのワンボックスカーが、本部を出発。後部座席の前方のカーテンが閉じられており、乗っているとみられる清原容疑者の様子は、一切うかがい知ることはできなかった。
清原容疑者は1月中旬から所持容疑で現行犯逮捕された今月2日までの間に、東京都内などで覚せい剤を使用した疑いで、23日に再逮捕された。取り調べでは覚せい剤の所持容疑を認めて、使用についても「腕に注射したり、ガラスパイプであぶって吸ったりしていた」と供述している。