日本ハム・斎藤佑がリリーフ登板
「オープン戦、日本ハム-DeNA」(6日、札幌ドーム)
日本ハム・斎藤佑樹投手(27)が八回からリリーフ登板し、1回を三者凡退と完ぺきな投球を披露した。
先頭打者の飛雄馬を一ゴロに仕留めると、続く戸柱は131キロのフォークボールで空振り三振。関根も中飛に打ち取り、この回を終えた。
直球の最速は144キロを記録。スライダー、フォークなどの変化球も含め、安定の内容だったが、「今日は腕を振って、真っすぐで押していくことを心がけた。1イニングで腕を振るいい機会になった。これを続けるのが大事。コントロールミスもあったのでそこは修正しないと」とさらなる高みに目を向けた。
栗山監督も「全員がそうだけど、いい真っすぐを投げないと話にならないとそういう話をした。真っすぐがあれだけ、しっかり使えれば変化球が生きる」と合格点を付けた。
斎藤佑は前回1日の巨人戦で2回を投げて5安打4失点。2月8、14日の紅白戦でそれぞれ3回3失点、2回4失点と、キャンプからの実戦3試合では本人も納得のいく結果を残しておらず、開幕ローテ入りに向けては、厳しい状況に置かれている。
栗山監督も「いろいろ考えている。これからのことも含めて」と話し、中継ぎでの起用構想もあることをうかがわせていた。