巨人・高木京の会見(3)
野球賭博問題に関与していたことが発覚した巨人・高木京介投手が9日、都内で謝罪会見を開いた。無期失格処分となった福田聡志元投手、松本竜也元投手、笠原将生元投手に続きいての野球賭博関与。高木京は涙ながらに経緯を語り、謝罪した。
会見の発言は以下の通り。
◇ ◇
週刊誌の方に僕の名前が挙がっているということを言われて、球団の調査が入りました。そこで僕は笠原さんと、笠原さんの野球賭博をしていた相手との3人の口裏合わせの名義貸しといううその供述をしてしまいました。ですがその後も球団の調査などがありまして、僕は精神的にも参っていて、これ以上うそをつくのは限界があると思い、奧さんと両親に相談しました。そうしたら、本当の真実を言うことを決心しました。
ですが笠原さんの野球賭博をやっていた相手の人が「真実は言わなくていい。うそを突き通せばいい」と言ってきました。ですが僕は球団に迷惑をかけるわけにはいかないと思い、真実を話しました。野球賭博をやってしまい、本当に申し訳ありませんでした。
(深々と一礼して、おえつを漏らす。ここから質疑応答)
-今回の会見は自分からやろうと思ったのか。
そうです。
-ファンへの気持ちを伝えたかったということか。
はい。
-賭博常習者のB氏に対して思うことは。
最初はすごいいい人だと思っていたんですが、すごく怖いというか、恐ろしい人だと思いました。
-今後については。
今後のことはまだ分からないが、野球賭博をしてしまったことを深く反省し、それをしっかりと受け止めて、前に進んで行きたいと思います。本当にすいませんでした。
(深々と一礼して、会見場を後にする)