土佐・吉川主将「接戦に持ち込みたい」
「選抜高校野球組み合わせ抽選会」(11日、オーバルホール)
第88回センバツ高校野球の組み合わせ抽選会が11日、大阪市内のオーバルホールで行われ、土佐は大会4日目の第1試合で優勝候補の大阪桐蔭とぶつかることが決まった。
西内一人監督は「相手がトップレベルの大阪桐蔭さんなので、自分たちの野球をやっていい試合をしたい。神宮大会を見ましたけど、投手も打者も素晴らしいチーム。150キロという速い球に慣れていないのでしっかりと対策をしていきたい」と語った。
チームは16日まで試験中とあって、ここまで満足のいく調整はできていない。主将の吉川周は「試験期間中は午後7時まで練習をやって、そこから3~4時間勉強している」と明かす。大会4日目に初戦が組まれたことはチームにとってプラス材料だ。「接戦に持ち込みたいので、まず先取点を取って自分たちのペースで野球をやれるように」と強豪相手にも臆することなく、力を込めた。