プロ野球で選手が自チームの勝敗に絡んで現金授受を行っていた問題に絡み、西武も選手が公式戦で現金のやりとりをしていたことが15日、分かった。巨人、阪神に続き3球団目。セ・リーグは17日に緊急理事会を開く。
ヤクルト、中日、日本ハム、オリックスの4球団は公式戦の勝敗に絡んだ現金の授受は確認できなかったとしている。全球団に再度、調査を指示している熊崎勝彦コミッショナーは「野球協約違反に該当する行為であろうとなかろうと、野球界の健全な発展を願って全てを出し切る覚悟で、固い決意で指揮を執っている」と話した。球界トップとしての対応が注目される。