プロ野球12球団共同声明 浄化に全力
プロ野球の12球団は23日、巨人の野球賭博問題や、円陣での“ご祝儀”などの金銭授受が発覚したことを受け、都内で代表者会議を行った。賭博問題発生後に熊崎コミッショナーが12球団への再調査を指示。その調査結果などを報告し、新たな野球賭博関与者が出なかったことなどを確認した。
また、12球団は共同声明を出し、賭博問題の再発防止や球界浄化、信頼回復に努めることを誓った。12球団共同声明は日本野球機構(NPB)の公式ホームページに掲載される。
声明は以下の通り。
セントラル・リーグとパシフィック・リーグの12球団は、このたびの読売巨人軍における野球賭博問題を重く受け止め、有害行為を再び起こさないよう、球界の浄化に全力で取り組み、ファンの皆様の信頼回復に最善の努力を尽くします。
また、高校野球のクジ引き、試合前の円陣をめぐるご祝儀などの選手相互間の金銭のやり取りに関しても、すでに禁止してありますが、12球団が結束して一層の徹底を図ることと致します。