高野連会長「ドリームシート手応え」

 「選抜高校野球・決勝、智弁学園2-1高松商」(31日、甲子園球場)

 日本高野連の八田英二会長は閉会式で、優勝した智弁学園に対して「エースの村上投手は5試合すべて完投して3失点に抑えた。準決勝の九回に4連打を並べた打線も集中力が見事」と祝福した。

 準優勝・高松商についても「力強く振り抜く打撃は見事。浦投手も粘り強く投げた。第1回大会優勝校の復活は今大会を大きく盛り上げた」と健闘をたたえた。

 また「好投手が多く、明石商・吉高投手、木更津総合・早川投手、東邦・藤嶋投手ら球威・制球とも光るものがあった」と講評。

 21世紀枠校については「釜石と小豆島が1点差のきびきびした接戦を演じた。長田も海星に惜敗したが、園田投手の投球は見事」

 今大会からネット裏のドリームシートを設置し、のべ3700人の小・中学生を招待した。「選手のひたむきなプレーは子供たちの胸に響き、野球の素晴らしさを伝えられたと思う」と手応えを感じていた。

 八田会長は最後に、「皆さんに3つの『こ』を贈ります」と締めた。「1つ目は『高校野球』。心身ともに大きく成長された。2つ目は『甲子園』。皆さんの夢をかなえ、青春の1ページを美しく飾ってくれた。3つ目は『志』。高校野球で獲得した自信、甲子園出場と青春を胸に、これからも堂々と人生を歩まれることと期待しています」と今後の活躍に期待を寄せた。

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