「ロッテ３－５西武」（８日、ＱＶＣマリンフィールド）

　西武が４連勝。先発・菊池は６回７安打２失点で今季初勝利を挙げた。

　０－１の三回１死満塁から森が押し出し四球を選び同点。続く浅村の犠飛で勝ち越した。五回は無死一、三塁から浅村の内野ゴロの間に３点目。１点差に迫られた七回には１死二、三塁からロッテの三塁手・細谷のエラーで２点を追加した。

　菊池はヒーローインタビューで「ほんとにうれしいですね。相手も首位なので簡単には勝てないと、とにかく粘り強く投げようと思った。しんどかったけど気持ちで投げました。（六回のピンチに代打・井口を三振）ここ１球はチェンジアップで決めたいと思い、いいところに落ちました。シーズン前から１５勝を目標にしていたので、まだまだ遠いけど目標を達成できるように頑張りたい」と話した。

　ロッテは２連勝で止まった。初回、デスパイネの適時二塁打で１点を先制。１－３の六回には鈴木の犠飛で１点。２－５の七回には角中の適時二塁打で１点を返した。

　先発・古谷は５回４安打３失点で１敗目。