芸人と二刀流 サブロク双亮が初登板
野球の独立リーグ・四国アイランドリーグplus(IL)の愛媛マンダリンパイレーツに所属するお笑い芸人「360°モンキーズ」の杉浦双亮投手(40)=登録名・サブロク双亮=が10日、愛媛県松山市の松山中央公園野球場で行われた巨人3軍との公式戦でデビュー登板を果たした。
3-4の九回にマウンドに上がった杉浦は、先頭打者に四球を与えると、次打者に送りバンドを決められ、1死二塁となったところで降板。直球を4球、ツーシーム2球、シュート1球の計7球を投げ、直球の最速は118キロだった。
試合は愛媛が九回、巨人の抑え・西村健太朗投手(30)から2点を奪ってサヨナラ勝ちした。
両親も観戦に駆けつけた中でのデビュー登板に、杉浦は「メチャクチャ楽しかった。でも先頭打者に四球を与えるという、投手として一番やってはいけないことをやっちゃったのは大きな反省。次はもっといいピッチングをしたい」と話した。
杉浦は名門・帝京高野球部出身で、昨年11月に四国ILのトライアウトを受けて合格。投手として入団し、芸人との“二刀流”で活躍を目指している。