小林幸子、始球式で“999キロ”
「ロッテ-日本ハム」(29日、QVCマリンフィールド)
歌手の小林幸子(62)が始球式に登板した。ボールを投げずにバズーカ砲を発射する“ラスボス流”始球式で球速999キロをマークし観衆を沸かせた。
「ニコニコ超会議2016」とのコラボ企画「超野球」として開催された企画の一環で、「ピッチャー小林幸子、ラスボス」とアナウンスされると、リリーフカーに乗って金色の衣装でマウンドへ向かった。
受けるのは元ロッテの里崎智也氏。「ラスボス、ご準備をお願いします」とウグイス嬢にうながされると、カウントダウンにあわせて、バズーカ砲を発射。マリンビジョンには999キロが表示された。一般的な始球式とはひと味違う、“ラスボス流”の始球式で来場したファンを沸かせていた。
大役を終えた小林は「こういう場所に立つことがないので、興奮しますね。癖になりそう」とご満悦。巨大な衣装がテレビゲームの最後の敵に見える、ということから動画配信サイト「ニコニコ動画」を中心にネット上で「ラスボス」と呼ばれてきた。「町を歩いていても呼ばれますよ」と実社会でもニックネームが定着したことを喜んでいた。
「ニコニコ超会議」には、昨年がプロレス、今年が野球と、スポーツの分野で参加している。スポーツ歴を「水泳ぐらいですかね…」とつぶやくと、報道陣からは微妙な間が。雰囲気を察した小林は「水着にはなりませんよ!」と一度は否定したが、「考えておきます。見たいですか?嘘っていう顔してますよ(笑)」と含みを持たせていた。