DeNA今永、好投またも報われず
「阪神-DeNA」(29日、甲子園球場)
好投は、またしても報われなかった。DeNAドラフト1位の今永昇太投手(22)=駒大=が5度目の先発。四回まで無安打に抑えたが五回、先頭の鳥谷を四球で出塁させ、続く陽川にこの日の初被安打となる逆転2ランを被弾した。
「前回の甲子園では連打を浴びて降板した反省があったので、きょうは先に先に手を打とうと序盤から攻めていき、三振も多く取れました。ただ、結果論になりますが、勝ちを意識してしまった五回、鳥谷さんへの四球は攻めた結果の四球ではなかったですし、その後の逆転のホームランにつながってしまったのは反省です」
6回2/3を被安打3、2失点。毎回の14三振を奪いながら、初勝利はならなかった。