東大完敗で14年ぶり勝ち点ならず

 「東京六大学野球、立大8-2東大」(9日・神宮球場)

 東大は完敗し、02年秋以来14年ぶりの勝ち点奪取はならなかった。

 柴田叡宙投手(3年・洛星)が2日連続で先発したが、初回に先制2ランを被弾。五回には3ランを含む4安打で5点を失った。

 7日の1回戦で完封勝利を挙げた宮台康平投手(3年・湘南)は、ベンチ入りしたものの登板せず。ブルペン投球も行わなかった。

 打線も六回まで無安打。七、九回に1点ずつ返したが、及ばなかった。

 浜田一志監督は「宮台のコンディションは50%ぐらい。リスクとのてんびん」と、エースが先発回避した理由を説明。「2点差で残り2回ぐらいなら(登板は)ありました」と明かした。宮台は「中1日で投げるという部分では体力的に足りない」と、悔しさをにじませ「(21日からの)法大戦に向けて体を作っていきたい」と、巻き返しを誓った。

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