履正社が大阪桐蔭にリベンジ 大阪大会

大阪桐蔭にリベンジを果たし、捕手と抱き合う履正社・山口=舞洲
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 「春季高校野球大阪大会・決勝 履正社6-1大阪桐蔭」(15日、舞洲野球場)

 履正社が大阪桐蔭を下し、3年ぶりの春季大阪大会優勝を果たした。先発したドラフト候補の山口裕次郎投手(3年)が、大阪桐蔭打線を5安打1失点に抑えて完投。同校は今月末から和歌山で行われる近畿大会に出場する。

 岡田龍生監督は「私もビックリしてます。本当によく投げてくれた」と目を細めたのが先発マウンドを託した山口だ。立ち上がりからキレのある直球を主体に、強力な大阪桐蔭打線を寄せ付けなかった。すべてシングルの散発5安打。1失点はタイムリーエラーによるもので、ほぼ完ぺきな内容で9回を投げきって見せた。

 岡田監督は「山口の成長はウチにとってすごく大きい。きょうは真っすぐが良かった。ウチは秋に負けてから春の優勝を目標にやってきた。この子たちにとっては自信になると思います」と力を込めた。

 最大のライバルを倒しての優勝。13年秋にコールド勝ちして以来となる大阪桐蔭戦の勝利は、夏に向けて大きな弾みになりそうだ。

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