DeNA石田、同郷のG田口に投げ勝つ
「巨人0-1DeNA」(18日、福島県営あづま球場)
DeNA先発・石田が7回無失点の好投で4勝目(1敗)を挙げた。これで5月は3戦3勝で、20イニング連続無失点と好投を続ける左腕は、ヒーローインタビューで「腕振った結果、こういう結果になったと思う。これが続けられているので、これからもどんどん勝っていきたい」と力強く話した。
相手先発の田口は、同じ広島県出身の左腕。広島新庄からプロ入りした田口が1年先にプロ入りしているが、広島工、法大を経てプロ入りした石田の方が3学年上。「年下のピッチャーなので負けられないですし、先に点取られないようにと考えて、低めに集めて投げました」と、先輩の意地を見せた。20イニング無失点には「全然、気づいてませんでした。意識しないように、1回1回しっかり抑えていきたい」と気を引き締めた。
ラミレス監督は「すばらしいピッチングをした。最初からストレートも走っていたし、チェンジアップも非常によかった」と絶賛した。チームは引き分けを挟んで3連勝。「きょうの勝ちの喜びを分かち合って、あしたから次の勝利に向け、1日1日しっかり戦っていきたい」と語った。