東大桐生チーム12年ぶりベストナイン
東京六大学野球リーグは30日、春季リーグ戦の全日程が終了し、表彰選手が発表された。
東大・桐生祥汰内野手(4年・西)が二塁手部門でベストナインに初選出。04年秋の太田鉄也外野手以来、チーム12年ぶりのベストナインとなった。
リーグ4位タイの打率・333、同トップタイの7盗塁という好成績。俊足巧打の1番打者として、04年春以来となるチームのシーズン3勝に貢献した。
大喜びかと思いきや「今まで(東大の)本当にいろいろな方がとれなかったのに恐れ多い。恐縮しています」と戸惑い気味。「チームの結果も出て、付いてきたベストナイン」と、謙虚に受け止めた。
最大の目標だった勝ち点奪取、そして最下位脱出は果たせなかっただけに「12年ぶりの3勝は喜ばしいが、次は絶対に(目標を)取りにいきたい」と、意気込みを新たにした。