野村貴仁氏「大魔神が出てきたから」
覚せい剤取締法違反罪に問われた元プロ野球選手清原和博被告(48)に東京地裁は31日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。巨人時代に同僚だった野村貴仁氏(47)はこの日、高知市内で取材に対応。以下、野村氏との一問一答の要旨を(上)(下)で詳報する。以下は(上)。
-清原被告の判決をどう思うか?
「大魔神(佐々木主浩氏)が出てきたから2年6カ月くらいになったんじゃないですか。3カ月ぐらい減った。普通でいったら長いかもしれませんが」
(自身が有罪判決を受けた時の話となり)
「僕の時の弁護士は『(野村氏が更生後に)漁師をやるって言っても、君は船を持っていないだろう』って。今時、船を持っていない漁師もいますよ。僕は実刑にしてくれって言ったんですよ。実刑なら何カ月かぐらいで済むから。反省の色を見せたら」
-今後も清原被告の周りには“誘惑”がついて回りそうだ
「みんながお酒を飲んでいても飲まない人がいるでしょ。飲みたくても飲まない人が、運転手とか。みんながテンパっていても『オレはやらん』って。アル中は(体内から抜けるのに)10年かかる。シャブ中は一週間。パッと止めないと。アル中の方が止められないですよ」
-清原被告は女性と覚せい剤を使用していたとの報道も
「性欲が出てきたらプラスアルファでシャブのことを考えてしまう。スケベなことを考えるとクスリのことを想像してしまう。性欲を抑える薬もある」