「交流戦、ＤｅＮＡ－ロッテ」（４日、横浜スタジアム）

　ＤｅＮＡ先発のドラフト１位・今永（駒大）が、３回７安打５失点で降板し、自身５連勝はならなかった。

　今永は初回、角中に右前適時打を浴びて先制を許した。１－１の三回は、２死走者なしから角中、ナバーロを四球で歩かせると、清田、鈴木、細谷、田村に４連続適時打を浴びた。１－５となり、その裏の攻撃で代打・ロマックを送られた。ＤｅＮＡの先発投手が５回をもたず降板したのは今季初。

　今永は「ストレートはよかったが、変化球が思い通りに投げられなかった。マリーンズが強力打線ということもあり、慎重になりすぎてしまいました。特に三回の２死からの２個の四球が、四球でなく安打だったら、また違った展開になっていたと思います」とコメントした。

　今永は５月６日の広島戦でプロ初勝利を挙げると、５月は４戦４勝の快進撃。新人の月間４勝は、球団では１９６２年の稲川誠以来、５４年ぶりだった。