奈良学園大の鈴木、恩師の前で10K完投

奈良学園大・鈴木佳佑
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 「全日本大学野球選手権・1回戦、奈良学園大5-1中京大」(7日、神宮球場)

 奈良学園大のエース・鈴木佳佑投手(4年・履正社)が、10三振を奪って1失点完投。最速145キロを計測したキレのいい直球を主体に、奈良産大から校名変更後、初勝利を挙げた。

 初回に39球を要し、味方のエラーで1点を失ったが「カバーしようと思って力んでしまった。監督に『力を抜いていけ』と言われた」。二回を3者連続三振で切り抜けると、尻上がりに調子を上げていった。最終回も直球の最速が常時140キロ台中盤を計測するなど、衰えを見せずに1失点完投。「勝てたことがうれしい」と充実の表情を浮かべる。

 この日の自責点もゼロ。近畿学生リーグでは防御率0・20と圧倒的な存在感を見せていた。この日は恩師の履正社・岡田龍生監督がスタンドから観戦。「監督が来られていたので、緊張したのかもしれません。(球場の)空気が硬かったので…。にらまれてたのかなと思います。めっちゃ怖いです」と話していた。

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