元西武の東北福祉大・大塚監督が全国1勝
「全日本大学野球選手権・1回戦、東北福祉大5-0東農大北海道オホーツク」(7日、東京ドーム)
東北福祉大が快勝し、2回戦に進出した。昨秋から指揮を執る元西武の大塚光二監督は、全国大会初勝利を挙げた。
先発したエース右腕・城間竜兵投手(4年・光星学院)が6回1安打無失点の好投。4投手のリレーで2安打しか許さず完封すると、打線も主将・長坂拳弥捕手(4年・高崎健康福祉大高崎)の左越えソロなどで小刻みに加点した。
昨秋の明治神宮大会は、初戦で立命館大に苦杯。巨人ドラフト1位の桜井に、大会タイ記録となる18三振を奪われて完封負けした。2度目の全国舞台でつかんだ白星に、大塚監督は「めちゃくちゃうれしいですよ。ここで勝つことを目標にやってきたので」と、率直に喜びを口にした。盤石の試合運びを演出した最上級生のバッテリーに「よくやってくれた。城間には厳しいことも言ってきたけど、しっかり投げてくれた」と、賛辞を惜しまなかった