中日が十二回に5点 コーディエ制球難
「交流戦、オリックス3-8中日」(7日、京セラドーム大阪)
中日が延長戦を制して2連勝。3-3の十二回、オリックスの6番手・コーディエから3連続四球を選び無死満塁とし、途中出場の工藤が7番手の海田から右前に2点適時打を放って勝ち越し。さらに2死満塁から杉山が左線へ走者一掃二塁打を放ってこの回5点を奪った。
2度目の登板となった先発のドラフト1位新人・小笠原は5回5安打2失点。1点リードの九回に5番手・田島が今季初失点を喫した。二回は福田の左犠飛で1点を先制。三回は大島の右越え適時二塁打とビシエドの中前適時打で2点。
5時間を超える試合に決着をつけた工藤はヒーローインタビューで「最高です。若いピッチャーが頑張っているので、僕もいい年(35歳)なんで絶対に決めたいと思った。(今季初打点で)続けていけるように明日もしっかり準備して臨みたい」と喜びを表した。
オリックスは連勝が3で止まった。0-3の三回1死三塁から糸井の左前適時打で1点。四回は先頭・ブランコの左線二塁打と続く安達の右前適時打で1点差。九回は1死一、三塁から西野が同点適時打を放ったが、続くサヨナラ機を逸し、延長十二回に勝ち越された。先発・西は7回9安打3失点。