DeNA・ラミレス監督 菅野攻略にニンマリ 「ゾーンに来た最初のストライクを打て」の指示で9点奪う
「DeNA12-6巨人」(24日、横浜スタジアム)
DeNAのアレックス・ラミレス監督の采配が的中。菅野から9点を奪って攻略し、連敗を6で止めた。
1番に起用した桑原が三回に自身初の満塁弾。桑原は三回までに3安打6打点したが、すべて初球の直球を狙い打った。ラミレス監督は試合前のミーティングで「ゾーンに来た最初のストライクを打て」と指示。桑原の初球打ちに象徴されるように、積極打法が奏功した。
好機を作ったのは下位打線の連打だった。二回は6番倉本からエリアン、戸柱の3連打で満塁とし、1番桑原が2点適時打。三回は5番宮崎からの4連打で1点を奪い、桑原の満塁弾につなげた。
ラミレス監督は「(菅野が3連打されたのは)これが初めてだったんじゃない?普通なら、ランナー2人出たらバントするところを、きょうは打たせた。それが功を奏した。菅野がベストではなかったし、ウチの選手がいいスイングをしていたから」と喜んだ。
「菅野を攻略していいスタートが切れた。1試合1試合しっかりと戦っていきたい」と前半戦5割ターンの目標へ、白星発進だ。