浦和3連勝、宇賀神が後半に決勝弾
「J1、浦和1‐0川崎F」(19日、埼玉)
浦和がMF宇賀神の先制ゴールを守りきり、3連勝で勝ち点を16に伸ばした。
後半23分、浦和は交代で入ったMF青木が大きく右へ展開、これをMF梅崎が中へ折り返し、走り込んだMF宇賀神が右足で蹴り込んで待望の先制点を奪った。
試合はいきなり動いたかにみえた。まず前半3分、浦和はペナルティエリアすぐ外のFKを、DF槙野が右足で直接決めたが反則で取り消されて幻の先制ゴール。埼玉スタジアムはすさまじいブーイングに包まれた。
浦和は前半17分にもCKのこぼれ球をMF原口が左足シュートで狙ったが、これは川崎GK西部がセーブ。
前半40分までは完全に浦和が主導権を握ったが、ここから川崎がキャプテンのMF中村憲を中心に攻勢を仕掛ける。同44分にはスルーパスで裏に抜け出したFW小林悠が決定的なチャンスを迎えたものの、今度は浦和GK西川が体を張ってストップ。0‐0で前半を折り返した。
浦和が先制ゴールを挙げた後、川崎は終盤になっても懸命に相手ゴール前に迫ったが、浦和も粘り強い守備で得点を許さなかった。