長野市は２１日、ソチ冬季パラリンピックのアルペンスキー男子座位２種目で金メダルを獲得した同市在住の狩野亮選手（２８）に、市長特別賞を授与した。狩野選手は「賞に値する選手として、４年後、８年後を見据えて活動していきたい」と抱負を述べた。

　加藤久雄市長は「市民に多くの勇気と感動を与えてくれた」とたたえ、狩野選手は「長野市は僕のスキー活動の一番の拠点。栄誉ある賞を頂けてうれしい」と喜びを語った。

　狩野選手は、前回のバンクーバー大会で金と銅の２個のメダルを獲得した際に市民栄誉賞を受賞。市は、ソチでの活躍を受け、新たに市長特別賞を創設した。