テコンドー公益認定の返上に反対
全日本テコンドー協会が公益社団法人の認定返上を決めたことに反対する8府県の代表らが17日、大阪市内で記者会見し、大阪府協会の許明信名誉会長は「返上を決めた総会は、総意をほごにしており無効」と訴え、全日本協会の金原昇会長ら執行部の退陣を求めた。
返上反対の発起人は福島、新潟、大阪、奈良、高知、福岡、宮崎、熊本の代表で、ほかにも数府県で賛同を得ているという。
全日本協会は運営や会計処理が不適切だったとして内閣府から2度の勧告を受けた。金原会長は4月23日の総会で公益認定取り消しの申請を提案して賛成多数で可決され、準備を進めている。