元大関魁傑、66歳で急死
日本相撲協会の前理事長で元大関魁傑の西森輝門(にしもり・てるゆき)氏が18日午後に急死したことが、相撲協会関係者の話で分かった。66歳だった。山口県出身。
関係者によると、東京近郊でゴルフの練習中に気分が悪くなって救急車で運ばれ、都内の病院で午後3時すぎに死亡が確認された。
西森氏は花籠部屋の力士として活躍し、幕内優勝は2度。1975年春場所で大関に昇進し、一度は転落しながら返り咲いた。引退後は年寄「放駒」を襲名。10年8月に相撲協会理事長に就任し、11年2月に発覚した八百長問題では事態の収拾に尽力した。昨年2月に定年退職した。