大栄翔 新十両昇進し「遠藤関刺激に」

 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で名古屋場所(7月13日初日、愛知県体育館)の番付編成会議を開き、若乃島(29)=本名再田史也、鹿児島県出身、芝田山部屋=、旭大星(24)=大串拓也、北海道、友綱=、大栄翔(20)=高西勇人、埼玉、追手風=の新十両昇進を決めた。

 追手風部屋からは昨年名古屋場所の遠藤以来の関取誕生となる大栄翔が、東京・両国国技館で記者会見。入門2年半での昇進を「発表されてやっと十両になれたんだと実感した。ここまで充実していたので早かったと思う」と緊張の面持ちで振り返った。

 師匠(元幕内大翔山)は「前は左を差して半身の相撲が多かったが、突き押しを磨いて力がついた。名古屋場所も押し相撲をどんどんとってほしい」と期待を寄せた。

 部屋にはホープ遠藤がおり、その効果が大きかったという。師匠は「遠藤が上にいけるなら、自分も頑張れば上がれるんじゃないかと、みんなが思うようになった」。大栄翔は「遠藤関が刺激になった。自分は1年早く入門したので悔しかった」。遠藤に追いつけ追い越せ、20歳と若くあり余る将来性も魅力だ。

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